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世界じゅうの美術館へいこう

ただいまお遍路中です。

49番・浄土寺と50番・繁多寺 ~区切り打ち1-1 初めてのお接待~

うどんや美しい水で英気を養ったハズなんですが。

 

照りつける午後の太陽に、アスファルトの照り返し。

暑いのとたぶん日焼けで、湯気の出るトマトのようになった顔。

あまり靴に慣れてないせいか「骨が折れてるんじゃないだろうか?」ってくらい痛む足。

足の痛みは、波のように引いたり押し寄せたりで、どれが本当の痛みかもはや分からない。。

 

吹き続ける、強くて爽やかな風になんとか助けられながら

黙々と歩き続けます。

 

浄土寺

 

どのくらい経ったでしょうか。

 

じょ・・・浄土寺にたどり着いたーーー

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※知らないお遍路さんが写ってます。ごめんなさい。

 

相方曰く「お寺の建物とかもいいけど、そこに居る動物や虫や植物にも、とても個性があって面白い」と

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右側の緑の草たちについて、どこらへんに相方はメッセージを感じたのか?

今になって不思議に思いますが、この時はそれどころではなく。

 

深呼吸をしながらお参りを済ませ、山門を後にしました。

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あ、47番でお見かけした外人お遍路さんも見かけたりしてちょっと勇気をもらったり。

 

繁多寺

 

浄土寺からそう遠くなく・・とは言うものの、山になるので緩い登り坂をヒーヒー歩いていくと

 

繁多寺の駐車場ーーー(涙

 

おじちゃんが、アイスクリームを売ってるのを、何故か相方がパシャパシャ撮る。

おいおい、と思ったけど、口にする元気もなくヘトヘトでしたよ。

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山門前に池のようなものがあり、水場好きの相方がまたもや嬉しそうに撮影。

・・やっぱり男の人はタフなんだなー って感心する。

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間違いない。は・・繁多寺です。お遍路さんだって居るし(また知らない人)

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山門をくぐると、一気にお寺空間が広がってました。

ゴールデンウィークの醍醐味、藤の花だ~❤️

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こんな見晴らしのいいトコまで登ってきたのか。もう、いやーーーーっ

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とかいいながら、何とかは高い所が好き、とはよく言ったもので、気分が良くなった私。

足は痛いけど、我慢できないってことでもない・・かな

植物を撮りまくる相方を、穏やかに(座って)眺めておりました。

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では、お参りを。

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ここの彫物は、木が黒っぽいせいか引き締まって見える。

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前半は躊躇してましたが、禁止されてなければ鐘もつくようになりました。

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歩き続けて、鐘の音が聞こえると嬉しいこともあるって判ったんですよね。

あ、もうすぐお寺に着く!って、お遍路中なら祝福の音に聞こえます。

 

少し余裕が出たのか、境内を散策などして

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次に向かいます。

もうこうなったら、納経所が閉まるギリギリまで歩くのだ!

 

あ、最後に趣のある電話ボックスもパチリ

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しかし、よく諦めないなー。と我ながら。

相方はきっともっと歩けるでしょうけど、わたしは初日からこんな歩く気はなく。

 

・・ギブアップにならなかったのは、それでも知らない土地を歩く楽しさだったり

相方とこんな風にただただ歩けるのが、すごく嬉しかったんですよね。

と、「ヘタレだけど、行けるとこまで行くぞー」って意地かな 笑

 

初めてのお接待

 

次へ向かおうとお寺を出ると、さっきのアイスクリーム売りのおじちゃんに呼び止められる。

 

あー。

さっきジュース飲んじゃったし、アイスは入らないな・・

それか、相方が写真撮りまくってたから、何か言われんのかもな。。

 

なーーんて思ってると、

おじちゃんが「ちょっと待ってよ」

と、大きなどんぐり飴・ヤクルトを、私と相方に下さったのです。

そして最後に「歩きでしょ?頑張って」と。

 

ひゃーー

これが噂のお接待なのかーー!!

 

お昼のおじいちゃん道案内でも十分「お接待ってこういうことか」と幸せだったけど

なんか誤解しただけに、現金ながら嬉しさ100倍でした。

おじちゃんも、お大師さまだよ!

 

だって、あんなに痛かった足も、熱いフライパンみたいになってた顔も気にならなくなり

「よし、頑張るか」って気になったもの。

 

ヤクルトを子供みたいに嬉しそうに握りしめて、次へつづく。