世界じゅうの美術館へいこう

ただいまお遍路中です。

区切り打ち4-1 遍路宿・一富士旅館

話は戻って、この「お盆お遍路」から1ヶ月前のこと。

海の日お遍路(毎回適当な命名)を終えた直後でした。

 

8月か。夏休みっすねー、きっと予約取れづらい。

けど、自称人見知り(?)の相方曰く「民宿はやはり緊張しました。ビジネスホテルとか挟んで頂けると嬉しい」と。

んーーー。

 

得意の楽天トラベルでホテルを調べると、次に回るだろう区域のお盆予約は、ほぼ全滅。

数少ない予約可能な高松市のビジネスホテルは、通常一泊数千円が3~6万になっており、もはや笑いました。どんだけ切羽詰まったら、そういうとこ泊まるんだ?

 

やっとこさ3泊目だけキープしましたが、1・2泊目のネット予約は不可能。

 

暗い気持ちで、お遍路宿・一富士さんへ電話してみる。

(ネット予約不可です)

ここ、立地的には最高なんですよね。お遍路マップ見ながら電話です。

 

「あ、あの・・。お盆の予約をしたいんですが。可能でしょうか?」

(女将さん)「ええ、何人?大丈夫よ。お遍路さんでしょ?気いつけて。」

・・へ??

そんだけ? お盆だけど、オッケーなの?空いてたわけ?

「お、お値段っておいくらでしょうか?」

「6000円です。(6500円だったかな・・)夕方到着かね?気いつけて~♪」

安っ!!!!! というか、通常料金なことに愕然!

これもお接待ってやつなのでしょうか。いや、そうですよね。

 

素晴らしいーーー!!!

 

予約の時点で、一富士旅館さん(主に女将さん)ひいてはお遍路文化へ万歳三唱したい気持ちで向かったわけです。

 

へなちょこ?

 

そんな感謝の念を、忘れたわけではないんですが。

 

レンタカーで松山から移動→番外15・17番を打ち終えた(主にうどんを堪能していた)我々。

レンタカーを乗り捨て、旅館まで歩くと1時間ほどあることに気づきました。

タクシーでも行ける距離だし、電車もあるけど

うどんいっぱい食べたもんね。ちょっとは腹ごなししましょうか。

なーんて歩き始めました。

 

17時ごろだからとタカをくくっていましたが、ジリジリ照りつける太陽は痛いくらい。

アスファルトの道を歩いていると、途中気分が悪くなりまして。

ふわふわして座り込みたい感じ。目があんまり見えないような・・

 

いやいや、なんでよ。

全然歩いてないじゃん。ずっと楽してたから体がびっくりしてるんだ。なんて思おうとするけど

気分悪いのが良くならない。

 

相方が心配してくれて、自販機の横で座りこみ水をいっぱい飲みました。

したら、まー歩けるようになりましたよね。

なんですか?って気持ちでいっぱいになる。健康と、わりとタフなことが売りの私なのに?と。

手も10㎞歩いたみたいにパンパンに浮腫んでるし。

でもま、しょうがないや。なっちゃったんだもの。

 

そうこういう内に

 

一富士旅館、到着~♪♪

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ひゃーーーーー、、嬉しい。

(ほんとに、なんでかすごくシンドかった)

たった1時間ちょっと歩いただけなのに、1日歩いた感じだわー

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※へなちょこ疑惑のお遍路、宿に着き安心するの図

 

心中は「もうね、お盆なのに空いてるお宿だもの、全然期待しないもんねー

お化けみたいなものが出るのかな?もう、それでも全然良い。

受け入れてくれただけで、女将さんの電話だけで、大好きだーーー!」

そんな、ある意味達観した気持ちでしたよ、ええ。

にしても、歴史ある素敵な佇まい。いいなーって見惚れてもいました。

 

玄関を開け声をかけると、女将さんが出てみえました。

おばあちゃんのお友達、みたいな気さくな雰囲気。

大体、予約の時点で泊まり客のこと何も聞かないってすごい。

苗字だけで連絡先とか聞かないってすごいよ。なんか、本当にそれだけで癒されたんです。

今日はどこ回ってきたの?なんて軽~く聞かれながら、ちょっとギシギシ軋む階段を上ったお部屋に案内していただきました。

ルートとかも詳しく聞かず、そうなの?へえへえ みたいな緩さも気持ち良く・・

 

うわー

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素敵なお部屋!クーラーも効いて気持ちい~♪

江戸時代とか明治・大正とか、ずーーと生きてきた空気を感じましたね。

障子や襖がカッコいい。

なかなかこうゆうお宿泊まる機会ないですよ。なんてテンション上がったりして。

そして。何より掃除が行き届いいてて、気持ちのいいこと

 

たった今までの凹みが吹き飛び、なんか、やったーーー!!って気持ちになりました。

 

道を挟んで、明朝打つ予定のお寺も見えてるし❤️ 眺めも素敵で最高~

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そう言いながら、お風呂の順番待ちと聞かされ、スパッツなど苦しいものを脱ぎ

暑いお茶(相方作)を、ゴビゴビいただくと・・

笑うくらい、汗がだわーーーーって出てきました。手のむくみも引いていく。

あ、脱水だったんだ。

あ・・・ただの脱水だったんじゃん!

笑いました。

 

夕飯

 

広いお風呂場を堪能し(気持ちよかった!)夕食へ呼ばれます。

 

あのね、女将さんに言いたい。

どうしてちゃんと確認しない予約なのに、いろいろなご飯が準備できるのですか?

お惣菜いっぱい(ひじきや野菜の煮物や和え物が食べきれないくらい!)、予約がポシャったら困るだろうお刺身(全然臭くない、ステーキみたいに分厚いカツオのたたき!!興奮しました)つやつやご飯、相方が大喜びした焼いた鯛・・

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相席の同じお遍路お兄さんに構わず、写真撮るしかなかったです。

 

ビールも飲みたかったけど、女将さん、支度後はたぶんくつろぎ中で姿がない。

何より、食べるのに必死でした。豪勢な合宿みたいなお食事、とても美味しかった!

 

食べ終わると(まだ7時とか)、近くに酒屋があることを女将さんに教わり

相方と浴衣でお買い物へ・・ なんか、いいですよねー こんな時間。

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飲みたかったビールも無事にいただき、テレビを久しぶりみたりしてダラダラを満喫しました。

 

夜。

頭の中が常に忙しい私は「やはり怖いことがあるんじゃないか?こんなに歴史ある建物だし」

なんて一人怖がりましたが、いびきをかく相方の隣で、ほどなくぐっすり眠っていました。

やー、最高。お化けも見なかったです。というか、見たことないです。

 

翌朝

 

の、ご飯です 笑

 

6時過ぎなのに、たっぷりご飯!

びっくりするけど、おいしくて全部食べちゃいます。

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シシャモとお味噌汁も美味だし、サラダが瑞々しくておいしかったな・・

 

女将さんは、用がない時は全然出てきません。

お支払いするのも探して呼ぶくらいでw でも、見送りにはしっかり出てきて下さいました。

 

今日はどう回るの?と軽く聞かれ、ここやここ・・と伝えると

たしかこんなバスがあるよ、とか、次の駅にはこう行くってのを手短にさっぱり教えて下さいました。

 

最後まで痺れました、一富士旅館の女将さん!

素敵な宿泊、美味しいお食事も、すべて本当にありがとうございました!!

 

区切り打ち4回目(8月11日)

松山~箸蔵寺神野寺観音寺駅:車

観音寺駅~旅館:徒歩

歩いた歩数:10371歩

歩いた距離:7.7Km